江澤事務器では「こんなのがあったらいいな」という機械を製作します。
中心になるのは特許を取得した用紙さばきの技術ですが、これを基にカメラで制御する機械や機械のフィーダー部分などを製作します。
江澤事務器はメーリング業者です。本来は機械を使う側ですが、機械好きが高じて 「用紙を捌く (さばく) 」 という技術を確立しました。
元々は自社用に製作したのですが、口コミで広がって皆様に使っていただく様になりました。
コンビニ収納納付書 4枚製本プラス バラ4枚 5000通/時間
EZAWA搬送機+インクジェットプリンター+浜松ホトニクスUV LED
コンビニ収納納付書 ランダム枚数テスト バラ4枚 5枚 6枚 7枚
EZF (EZフィーダー)
for Vario
過去に製作した製品の一部
EZFはランダム厚みに対応したカット紙フィーダーです。もちろん等厚のカット紙フィーダーとしても利用できます。カメラで制御することでランダム枚数の名寄せを可能としています。
用紙を平らな状態で搬送するため、片側剝離用紙やコンビニ収納用紙などを搬送できます。
折り済みの用紙の搬送には適しません。折り機を通すことが出来ない用紙の搬送に威力を発揮します。
EZFは1台でカメラ制御による名寄せ、OCR連番読み取り、各種バーコード読み取りを行い、厚みの検査を行った上で合格した成果物をインサーターに投入する1台完結型フィーダーです。あらゆるインサーターに接続でき、チャンネルとして使用できるのでカッターとの2チャンネルマッチングができます。
EZF (EZフィーダー)
ピツニーボウズ ヴィテッセR
BPS インセルコ
ベーヴェシステック マークⅡ
に接続した実績があります。
参考速度
3枚までランダム名寄せの場合
5500通/時間
4枚製本+4枚バラの
コンビニ用紙の場合
5000通/時間
17枚固定枚数での名寄せの場合
2200通/時間
EZフィーダー単体
ベーヴェシステック インサーターVarioは拡張性の高いインサーターです。カッターやフィーダーなどの処理ユニットと接続することで様々な業務に対応することが可能です。名寄せの処理のためにインサーターにコレクターを搭載しています。
EZFは本来1台完結型フィーダーなのでコレクターを搭載していますが、EZF for Vario ではインサーターのコレクターを利用した接続を行います。
もちろんEZFの本来の性能であるランダム厚みに対応したカット紙フィーダーの機能や等厚のカット紙フィーダーとしての性能はスポイルしません。片側剝離用紙やコンビニ収納用紙などを搬送できます。
EZF for VarioはVarioに接続する前提で設計されています。 カメラ制御による名寄せ、OCR連番読み取り、各種バーコード読み取りを行い、検査に合格した成果物をVarioインサーターに投入するフィーダーです。チャンネルとして使用できるのでベーヴェシステックカッターとの2チャンネルインサーターとして使用できます。
ベーヴェシステック
VarioとEZFの接続
画面
EZフィーダーは単体でもお使いいただけます。1枚ずつ捌いてカウントすることにより冊子物やZ折り、巻き折りの用紙枚数を計測できます。
任意指定枚数通過後、任意秒数停止する減算カウンター機能を標準で装備しています。
0.01秒単位で用紙搬送後任意時間停止する間欠機能を装備しています。
これにより、従来は搬送物の摩擦力に因っていた搬送物の間隔をフィーダー側で間隔を決定できるように改良しました。
この機能は傾きの防止に効果的です。
また搬送物のオーバーラップ量を制御するオーバーラップ調整機能を装備していますので搬送物が重ならないように調整が可能です。この機能は特許を取得しています。
単体で計数機としても利用出来ますが、本来は下流に検査装置やラベリングマシン、インクジェットプリンターなどを接続して運用することを前提に設計されています。
また各種機械へも取り付けが可能です。ご利用の機械の仕様に合わせて設計、製造します。大きさも自由設計ですので名刺サイズの搬送機でも製造できます。
固定厚みのさばきもランダムの厚みも可能です。超厚物やビニールなどの超薄物を搬送することも可能です。CDケースやCDを貼り付けた用紙など曲げられないものも搬送します。
ベルトフリクションタイプの他にブロワーポンプ付きも製造しました。
接続する機械の仕様に合わせて製造できます。
写真の仕様はラベリングマシンとインクジェットプリンターの搬送機として、また定形外検査装置のフィーダー部として、またコンベアを接続して査数機として機能する仕様です。
EZF同様カメラをつけて制御することも可能です。
査数機として使用
フィーダー+アライナーとして
ラベリングマシンに接続
1 枚だけフィーダー
手作業用に開発したフィーダーです。
手作業において「誤封入を如何に防ぐか・・・」というのは永遠の課題です。
個人情報が記入されているシートを2枚封入すれば大きな問題となります。「1枚だけフィーダー」は一番下の用紙を1枚だけ搬送します。
最初の1枚は用紙を架台に載せてノブを回します。2枚目以降は1枚を手で引き抜いた力で次の用紙をはき出します。
電力は一切使わず、あくまで作業者の人力だけで用紙を排出するというのが特色です。
そのほかのフィーダーと同様に用紙の違いに因る調整はほとんど必要がありません。
これにセンサーやモーターをつけたり、カメラに因る制御を行うこともそのほかのフィーダーと同様です。
アライナー
アライナーは単体で使用されることは有りません。必ず上流にフィーダーが、下流に検査装置やラベリングマシン、折り機、
インクジェットプリンターなどが来ます。
アライナーは紙の向きをまっすぐに整える部分です。
alignerは整列をさせることを目的としています。
用紙壁が従来のアライナーでは壁のガイドでしたが壁が搬送物と等速で動く事を特色としています。
アライナーとして意匠を登録しました。
バースザンダム バリアストリーム
バスクロ インクジェットプリンター
使用実績