うさぎ 皆さんこんにちは。
ちょっと前にBPS様が販売する 「Variable JET」 の納品に立ち会わせていただきました。

うさぎ はバスクロ社のサファイアヘッドでインクジェットプリンターのお仕事をさせていただいています。
このヘッドがくせ者で印字の精度を追求すると際限なく時間がかかります。
多分ですが うさぎ はこのヘッドで最高に精度を出せるのではないかと自信過剰に思っています。
かなり触りましたから・・・。
ちなみに機械が悪いんじゃないですよ。機械は良いと思います。機械の実力を出すのに調整が必要という事です。
水にも強いし気に入って使っています。

今回の 「Variable JET」 ですが、UVインクですので従来インクの温風で乾かすというのとは異なります。
数年前からインクジェットや印刷の世界ではこの「UVインク」というモノが出てきました。
印刷の世界でのメリットは解りませんが、インクジェットの世界ではとても効果が期待できます。

というのは、 「UVインクは紫外線でインクを硬化させるので水に強い」  のです。
サファイアで使っているインクはもともと水に強いのですが、おそらく通常のインクジェットプリンターで使用されているインクは水にはそれほど強くないと思います。
ハガキなど「ひょっとしたらポストが濡れている」という場合でもインクが滲むことはありません。ここはサファイアも同じですが。

うさぎ がびっくりしたのはその印字精度です。3ポ漢字を実用でクリアです。
サファイアでは実用で印字可能な限界があるQRもはっきりと「印字できます」と言えるレベルです。

うさぎ は昭和情報機器のレーザープリンターSX7900をAPモードで使用していますがこちらの「Variable JET」はレーザープリンターと比較してみても、テスト部材のデモを見る限りは本当に驚きのレベルの精度が出ています。
他の用紙でのテストも是非してみたいと思います。
印字精度が用紙に左右されないのであればお蔵入りしてしまったアクソードカメラ(AXSORD)復活というのもあると思います。

インクジェットとラインスキャンカメラの相性についての参考文献
http://www.ezawajimuki.co.jp/blog/index.php?e=89


今までのUV硬化は紫外線ランプを使ってインクを硬化させるのですが、その際オゾンという殺菌力が高い物質が発生してしまうので、保健衛生上、屋外排気が必要でした。
ちなみにこのオゾンはとても不安定な物質なので空気中で直ちに分解、無害化してしまいます。と言っても屋内排気は健康上危険です。
今回の 「Variable JET」 ではこの問題に対してランプにLEDを使うことでオゾンが発生しないという方法で硬化していると言うことです。従ってオゾンが発生しないので屋外排気の必要が無いということです。勉強になりました。

うさぎ はお金もないのにマジで検討に入っています。

ニヒル 「ところでなんで納品に立ち会っているの?」
うさぎ 「はい、実はこのインクジェットのフィーダー部分にEZフィーダーを採用いただきました・・・。」
  「セット替えがほとんど必要なく(ちょっとは必要)、ちゃんと一番下の用紙を搬送します。」
参考写真
上流から見た写真です。

「Variable JET」 とEZフィーダー 是非セットでご検討下さい。










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