むむっ広報委員3です。自称時計マニアです。先日のセイコーのテレビ時計に続く第2弾です。
先回のブログhttp://www.ezawajimuki.co.jp/blog/index.php?e=369

今日は、電卓機能付腕時計の話です。
つい最近、スーパーの時計売り場で電卓機能付腕時計を見かけました。
電卓機能付腕時計の電卓は、指で数字を押すのが難しく電卓として使うのはいまいちですがちょっとした計算に使うのにはいいかも。(今では携帯電話にも電卓機能があるのであっても使いませんが)最初の電卓機能付腕時計は、セイコーのCalculatorで1977年11月発売されました。

ボタンは小さくキーを押すための専用のペンが付属していた。
当時の価格は48000円。同時期シチズンからも似たタイプの計算機付き電卓が発売された。
こちらは時計の周りに円形にボタンキーが配置されていた。
その70年代には、なんとHP(ヒューレッドパッカード)もMODEL1という電卓機能付腕時計を販売していました。
こちらも専用のペンが付属していましたがセイコーとは違い腕時計に格納できるすぐれものでした。

時計としては、アラーム、カレンダー機能がついていました。
残念ながら表示は赤のLEDのため電池はすぐになくなったと思われます。
しかもHP関数電卓独特の”RPN(逆ポーランド法)”ではなかったのであまり魅力は感じませんでしたが
あのHPが電卓機能付腕時計を販売したことは衝撃的で今でも覚えています。
逆ポーランド法は、HPの関数電卓のみが採用していた方式で、HPの関数電卓は結構好きでした。

<参考>
逆ポーランド法とは、=を使わない計算の仕方です。
例えば「1+2=3」を計算するときのことを考えて見ましょう。 
普通の電卓であれば、式の通りに ”1+2=”とキーをたたくと答えが出てくるわけなのですが、HPの電卓の場合には違います。
この場合でしたら、”1(enter)2+”とたたきます。 そうすると「3」が出てくる具合なのであります。
つまり上の式を言葉で置きなおしてみると、式を見たときに頭で考える様に打つのです。
すなわち、”1と2を足す”ってな具合です。
それでは次の様な式の場合はどうでしょうか?ちょっと目にはかっっこがたくさんあって入力が厄介そうです。
 √(((100+200)×5)/3)=
普通の関数電卓でしたらひたすらカッコの連続でだんだんわけが分からなくなってきてしまいますね。
HP電卓の場合ですと、上の式をこう考えながら打ちます。
 【考 え】100と200を足して、5を掛ける。それを3で割る。そのルート。
 【打ち方】100 enter 200+5×3÷√


うさぎつい最近見た・・・って何時のこと?売っている現場が見たい!!

逆ポーランド法とは・・・・・。マニア過ぎるっていうご指摘も多数有りますが敢えて・・・・。
http://7ujm.net/etc/calcstart.html


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