パンダ 本日、某S市から電話を頂きました・・・。

お酒 「千葉県M原市で国民健康保険で誤封入が有ったってインターネットに出ているけど、ウチ(S市)のは大丈夫なんだろうね?」

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パンダ 「大丈夫と思います・・・・。」
と言うことで「本当に大丈夫なのか?」という打ち合わせをしました。

営業部パンダ 「S市様から連絡いただき、千葉県M原市のミス・・・ネットに出てるけど・・・、(市民?市長?)からの問い合わせにウチの業務は大丈夫って答えちゃったけど・・・・・大丈夫だよね。」って連絡有りました・・・・。

うさぎ 「えっ・・・大丈夫って答えちゃったんだ・・・。どーしよー大丈夫じゃなかったら・・・。」
ニヒル 「いえっ。大丈夫って答えていただいても大丈夫で多分良いと思いますよ。」
うさぎ 「多分なんだ・・・・・(ネットで)そもそも何があったのかを調べてみてよ~。」
ニヒル 「ふむふむ・・・。 「ネットでは封入機の速度調整が適正ではなかったこと、並びに検査装置により紙厚をチェックしているが、誤差判定値の設定に誤りがあったため」 とかいてありますね~。」

うさぎ 「用紙の仕様って想像できる? 用紙が分かれば作業方法も検査方法も決まるからね。」
ニヒル 「ネットではそこまでの情報は書いてないですね~。まぁその気になれば入札仕様書を調べれば良いのですが・・・・、本題はそこではないですよね。」

うさぎ 「どんな仕様でもミスをしない作業方法と検査方法が大事です。でも国保だからブッキング+バラが一般的だよね。」
ニヒル 「一般的ではないですよ。1chのオンラインインサーターもあるし、2chのABマッチングという仕様もありますよ。」
うさぎ 「そーなんだ・・・。てっきりブッキング+バラまたは全ブッキングと思ってた。M原市は何があったと思う?」

パンダ 「1chや2chのオンラインインサーターまたはブッキングインサーターなら速度が速すぎてレール上を乗り越えた・・・が考えられるミスですね。」
ニヒル 「その場合は一番最終ページに近い、インサーター上では一番上の用紙が乗り越えるから今回のミスと条件が合います。」

うさぎ 「ウチはどうなってるの?」
ニヒル 「これはネットにも載っていますが、厚みチェックを行うことで防ぎます。今回は厚みの検査しきい値が不適切と書いてあります。ウチでは厚みが合ってても用紙の厚みの誤差で止まる程度の設定です。しかも誰も設定値勝手に変更しません。でも速くても乗り越えません。ちゃんと調整してあれば・・・。」
うさぎ 「でも、そんなシロートみたいな初歩的なミスするかなー?」
にわとり 「ミスは必ず初歩的・・・・なのではないですか?」

うさぎ 「すばらしい名言!!今のはもうにわとりの今年最高の仕事です。」
にわとり 「まだ今年いっぱい有りますけど・・・・。」


うさぎ 「ちなみにブッキング+バラなら・・・・・?」
ニヒル 「ウチでは連番情報とGS1-128バーコード情報を読み取っている上で厚み検査を2度行っています。さらにS市様では全てのバーコード情報をお預かりし、読み取って封入したバーコード情報とマッチングし作業の正確性を検証しています。プレミアム商品券クレームの時もこの検査で作業が正確であった事を証明できました。」
プレミアム商品券関連
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うさぎ 「まさかまさかの手封入・・・・は?」
パンダ 「今回は機械で行った・・・と書いてあるけど・・・機械で作業という指定がないところは手で作業しているところ多いですね。」
ニヒル 「手作業の場合はバッチ処理と言って単票化(バースト)と封入が別行程になります。これはバーストの時に順番が狂ってしまったりすることがあるので1ページずつ全て検査しなくてはいけませんが、目視では間違える可能性が高いですね。ダブルやトリプルチェックが必要ですが・・・。」
パンダ 「怖さを知らないところほどしません・・・。」
ニヒル 「そーなんです・・・。ということで多分・・・ご安心いただいて大丈夫かと・・・・。」


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