女性 広報委員NO.4です。

白紙撤回となったエンブレム騒動から数ヵ月...。ついに2020年東京オリンピックの新エンブレムが決まりました。約15,000点の応募の中から最終選考を勝ち抜き見事選ばれた作品は、数学的な視点からデザインを生み出すアーティストの野老朝雄(ところあさお)さんの『組市松紋(くみいちまつもん)』。

江戸時代に市松紋様として広がったチェッカーデザインに日本の伝統色である藍色を使うことで粋な日本らしさを表現されたデザインです。言われなければ一見黒だと思いがちですが、藍色と言われた瞬間に何となく粋を感じますね。

そして、このデザイン。さまざまな大きさの四角形が無数に集まり円を描いているように見えますが、実はそこには複雑に入り組んだある法則が隠されていました。

ある方の分析によると、この組市松紋は大きな24角形を軸に、その中に描かれる小さな12角形の枠組みに分割できるのだそうです。そしてその12角形の頂点を結んで小さな長方形を作り、その頂点同士で組み合わせているものがこの形だという。まず、この法則を発見するまでに約3時間かかったとか。また、このエンブレムに内包されている空白部分。ここの大きさは、オリンピックとパラリンピックのどちらも同じ大きさで、 小さな長方形と正方形のそれぞれの数もまったく同じとのこと。

で、ここからがすごい。

なんと、この小さな図形を平行移動させるだけで、オリンピックのエンブレムからパラリンピックのエンブレムになるという、すごい秘密が隠されていました!エンブレムが左右対称ではない(実際には3回対称)のには、こんな理由があったのです。
細部までこだわりと計算を持って作られた東京オリンピックのエンブレム。ぱっと見ではわからない、こんな秘密が隠されていることに、私は本当に驚きました。
みなさんはご存じでしたか?またどこかでこのエンブレムを目にする機会がある際には、じっくりとご覧くださいね。

さてさて2020年東京オリンピックに向け、まだまだ課題は山積みです。大成功となるやら...いや大成功してほしいですね。

女性 広報委員NO.4でした。



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