更新日:2009,05,06,Wednesday 更新者:ezawa
税金の納付がコンビニで可能になるコンビニ料金収納サービスその11
思い出・・・・。苦労したなー。
最初はブッキングマシンをどうやってインサーターに合体させるか・・・・、って考えていました。他社一体型を製作したところと最初の考え方は同じだったのです。デュプロ製ブッキングマシンは設備していたので、その出口を加工してインサーターにうまく投入しようと、いろいろ考えました。
ブッキングマシンは必ず下潜りで出てきます。
理由はノリグルーガンが横と下向きは設置できるのですが、上向きでは設置できない?(間違っているかも・・・。グルーガンのメーカーさん、本当はどうなんでしょうか?)と思ったからです。
出口で頭先頭、上向きで出てきた本+バラを、先頭はこだわりませんが、下向きに変える必要がありました。インサーターは一般的に宛名データ部分が下にくるからです。
当然ですが、インサーターとのインターフェースは上向きのままの方がより設計はしやすいのですが、封筒の設計を変更する必要がでてきます。
納税通知のような入札物件は、封筒のフラップの位置が表裏逆という仕様では見たことが無く、他社のコンビニ対応封入封緘機のインターフェース部を見て(聞いたり、想像したり)フラップの仕様に制限をかけるというのは設計候補から外しました。
デュプロ製ブッキングマシンはとても製本がきれいです。バーストの力が強いので、ミシン目が本来の位置と近かったり、本来のミシン目が強い場合は破れてしまうことがありますが・・・・。(過去ブログ コンビニ収納対応ブッキング、ミシン目について・・・・ http://www.ezawajimuki.co.jp/blog/index.php?e=15 を参照。速いマシンほど・・あると思います。デュプロは最遅です。)
ひっくり返す事を考える前に、ブッキング出口から排出することを考えようと、小学校時代に作った 「田宮模型ギヤボックス」と「マブチモーター」と「自作木工作」を組み合わせて、自作ブッキングマシン出口吐き出し装置を作りました。失敗作です。(写真ありません。デュプロさんにあげました。捨てられたかも・・・。)
一体型は何ヶ月も考えましたがどーしてもイメージがわかないのです。他社のマシンももちろん参考にはしていますが、予測と現実が一致していたので試作するまでも無かったです。私が試作をしていたらもっと悪い結果だったような気がします。ちなみに私が試作というのはイメージできた場合は業者依頼ですが、自分でするのは段ボールと木工作です。
また当社は基本的に 業者 なのでブッキングマシンのスピードより遅いスピードでの封入は最初から考えられませんでした。
また当社用に一台限りの製作でした。
一体型ではブッキングを一人分ずつ間欠運動をさせることも考えました。
手で揃えるような部分を作れば、ある程度は製本精度も上げることができるのと考えたのですが、ノリが乾く前に移動してしまうことや、紙そのもののソリなどの理由で紙が密着しない事も考えられたので、ブッキング単体利用の製本精度に並ぶ程度のイメージができませんでした。
またバースタ(ディタッチャ)は基本的に等速連続運転の基本設計です。
その機械を間欠運転に切り替えるのも問題があるような気がしました。
また紙には必ずスリップというモノが存在します。ローラー材質を変えてもローラーが紙粉で汚れるので同じです。フリクションが高いローラーはローラー汚れでフリクションが弱くなったときは全く調子が悪い機械になってしまいます。基本設計がスリップしないと考えて設計してあるからです。
バースタ(ディタッチャ)は前ローラーと後ろローラーで速度差があるローラーが、ミシン目が中央に来たとき同時にたたき、そのミシン目上にあるタイコやエッヂで引きはがすきっかけを与えて、出口側の速いローラーではき出すモノです。
ストップとゴーを繰り返すということは止まっている時があります。動いている速度がとても遅いときや、止まっている時はどんなにたたいても引きちぎれません。速度差ゼロですから。また紙は伸びます。
少なくとも、即止まって即最高速に達するサーボモーターを使用して、さらにミシン目がどの位置の時に停止させれば引きちぎる効率が良いということを設計段階で考慮する必要があります。用紙の縦サイズは4インチか4.5インチ以内でです。
だた今度はあまりに強いトルクを紙にかけるとトラクターの穴が負けます。
バースターは等速連続運転でこそ本来の性能を発揮するのです。(それでも破れはでますが・・・。バースタでもずいぶん苦労しましたから・・・)
しかも破れなどの不良品をそのままインサーターに投入していくという基本設計はあり得ないのです。
それをバースタ速度120メートルと30メートルで停止位置を同じ位置でコントロールをすると言うことに、私は電気やモーターは素人ですが、限界があるような気がしました。
本当はできるのかもしれません。いや、できているかもしれません。メーカーさんどうなんでしょうか?
一体型はあきらめて独自路線の2工程方式に切り替えます。
どーせ自分用の機械ですから・・・。
思い出・・・・。苦労したなー。
最初はブッキングマシンをどうやってインサーターに合体させるか・・・・、って考えていました。他社一体型を製作したところと最初の考え方は同じだったのです。デュプロ製ブッキングマシンは設備していたので、その出口を加工してインサーターにうまく投入しようと、いろいろ考えました。
ブッキングマシンは必ず下潜りで出てきます。
理由はノリグルーガンが横と下向きは設置できるのですが、上向きでは設置できない?(間違っているかも・・・。グルーガンのメーカーさん、本当はどうなんでしょうか?)と思ったからです。
出口で頭先頭、上向きで出てきた本+バラを、先頭はこだわりませんが、下向きに変える必要がありました。インサーターは一般的に宛名データ部分が下にくるからです。
当然ですが、インサーターとのインターフェースは上向きのままの方がより設計はしやすいのですが、封筒の設計を変更する必要がでてきます。
納税通知のような入札物件は、封筒のフラップの位置が表裏逆という仕様では見たことが無く、他社のコンビニ対応封入封緘機のインターフェース部を見て(聞いたり、想像したり)フラップの仕様に制限をかけるというのは設計候補から外しました。
デュプロ製ブッキングマシンはとても製本がきれいです。バーストの力が強いので、ミシン目が本来の位置と近かったり、本来のミシン目が強い場合は破れてしまうことがありますが・・・・。(過去ブログ コンビニ収納対応ブッキング、ミシン目について・・・・ http://www.ezawajimuki.co.jp/blog/index.php?e=15 を参照。速いマシンほど・・あると思います。デュプロは最遅です。)
ひっくり返す事を考える前に、ブッキング出口から排出することを考えようと、小学校時代に作った 「田宮模型ギヤボックス」と「マブチモーター」と「自作木工作」を組み合わせて、自作ブッキングマシン出口吐き出し装置を作りました。失敗作です。(写真ありません。デュプロさんにあげました。捨てられたかも・・・。)
一体型は何ヶ月も考えましたがどーしてもイメージがわかないのです。他社のマシンももちろん参考にはしていますが、予測と現実が一致していたので試作するまでも無かったです。私が試作をしていたらもっと悪い結果だったような気がします。ちなみに私が試作というのはイメージできた場合は業者依頼ですが、自分でするのは段ボールと木工作です。
また当社は基本的に 業者 なのでブッキングマシンのスピードより遅いスピードでの封入は最初から考えられませんでした。
また当社用に一台限りの製作でした。
一体型ではブッキングを一人分ずつ間欠運動をさせることも考えました。
手で揃えるような部分を作れば、ある程度は製本精度も上げることができるのと考えたのですが、ノリが乾く前に移動してしまうことや、紙そのもののソリなどの理由で紙が密着しない事も考えられたので、ブッキング単体利用の製本精度に並ぶ程度のイメージができませんでした。
またバースタ(ディタッチャ)は基本的に等速連続運転の基本設計です。
その機械を間欠運転に切り替えるのも問題があるような気がしました。
また紙には必ずスリップというモノが存在します。ローラー材質を変えてもローラーが紙粉で汚れるので同じです。フリクションが高いローラーはローラー汚れでフリクションが弱くなったときは全く調子が悪い機械になってしまいます。基本設計がスリップしないと考えて設計してあるからです。
バースタ(ディタッチャ)は前ローラーと後ろローラーで速度差があるローラーが、ミシン目が中央に来たとき同時にたたき、そのミシン目上にあるタイコやエッヂで引きはがすきっかけを与えて、出口側の速いローラーではき出すモノです。
ストップとゴーを繰り返すということは止まっている時があります。動いている速度がとても遅いときや、止まっている時はどんなにたたいても引きちぎれません。速度差ゼロですから。また紙は伸びます。
少なくとも、即止まって即最高速に達するサーボモーターを使用して、さらにミシン目がどの位置の時に停止させれば引きちぎる効率が良いということを設計段階で考慮する必要があります。用紙の縦サイズは4インチか4.5インチ以内でです。
だた今度はあまりに強いトルクを紙にかけるとトラクターの穴が負けます。
バースターは等速連続運転でこそ本来の性能を発揮するのです。(それでも破れはでますが・・・。バースタでもずいぶん苦労しましたから・・・)
しかも破れなどの不良品をそのままインサーターに投入していくという基本設計はあり得ないのです。
それをバースタ速度120メートルと30メートルで停止位置を同じ位置でコントロールをすると言うことに、私は電気やモーターは素人ですが、限界があるような気がしました。
本当はできるのかもしれません。いや、できているかもしれません。メーカーさんどうなんでしょうか?
一体型はあきらめて独自路線の2工程方式に切り替えます。
どーせ自分用の機械ですから・・・。
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