更新日:2013,12,26,Thursday 更新者:ezawa
こんにちは、最近は出張とブログでへとへとです。本日はカラシニコフ氏死去についてです。
AKB-48に似てますがチームとメンバーが減ったみたいですね。
「ぜんぜん違います」
AK-47は旧ソ連の銃器設計者ミハイル・カラシニコフ氏が1947年に設計をした、世界で最も幅広く使用されている世界的に有名な自動小銃のことです。
そのミハイル・カラシニコフ氏が23日、死去しました。
AK-47の後継機がAK-100ですが、この自動小銃は構造が簡単で部品点数が少なく製造が容易なため、中国、インド、エジプトなど15カ国以上の国でライセンス生産され、世界中で1億丁以上が存在します。
また世界中の紛争国で正規軍は制式銃として使用され、反政府軍やゲリラも同様に使用している世界で最も普及した自動小銃です。
カラシニコフ氏は銃が犯罪者や子どもの兵士たちに使用されていることに心を痛めており、「銃が悪いわけではない、悪いのは政治家だ」と言っていました。
原子爆弾にしても、理論を発見したアインシュタインやその他の科学者は核分裂の理論を発見し原爆を完成させたが、それ自体が悪ではなく、軍事転用が悪と思うのです。「全てが悪ではない」という意見や、「必要だった」という意見もありますが・・・。
まぁこのあたり、はイデオロギーの事もありますのでここで書くのはふさわしくないと思いますのでこのあたりで。
さて世界中で使用されているAK-100ですが、アメリカ軍はユージン・ストーナーが開発したM-16を採用しています。
M-16はアーマライト社のAR-15のアメリカ軍での名称ですが、革新的な発想とデザイン、軽量アルミ、微反動、高速弾射撃、高い命中精度を誇りますが、
高速弾射撃に最適な独自のマイクロロッキングシステムが複雑な構造で泥や砂などの過酷な戦場での使用においても圧搾空気によるクリーニングが必要という欠点があります。
クリーニングを行わないと、暴発や根詰まりによる不良が発生します。。
その点AK-100はシンプルな構造でクリーニングが簡素化されていて過酷な環境に強いと考えられます。
ベテランの兵士ならクリーニングが可能だが、にわか兵士ではM-16は荷が重いと考えられます。
このあたりも反政府軍やゲリラにも使用されている理由と思います。
そんなアーマライトM-16をアメリカ軍が制式銃として採用するのはゴルゴ13が使用しているというのが大きな理由です。
リイド社SPコミックス126巻 激突!AK-100vsM-16では外貨獲得を企むロシア軍と武器商人がM16を使用するゴルゴ13とアラル海で戦うというストーリーである。
アラル海は4番目の広大な湖であるが、79年からの大規模な農地拡大政策でアラル海に注ぐ河から水路を引き、牧草地帯を棉花畑にしたが、大量の水を大地にまいたため、水が深く浸透し、地中深くの含塩層にまで達してしまい、溶けた塩が地中に吹き出し不毛の砂漠地帯になってしまった。
さらにアラル海の水量が激減してしまったので数十年後には消滅すると言われている。
極小塩と砂塵が銃に入り込み、空気中の水分で塩が潮解する(結晶が空気中の水分を吸収して溶ける)というM-16にとっては極悪な環境下では銃のクリーニングが必要であるが、ゴルゴ13は逃走に使用した車のタイヤの空気をクリーニング用の圧搾空気として利用し勝利した。
この時ロシア軍とゴルゴ13の戦いを知ったカラシニコフ氏は 「なぜゴルゴ13は欠陥の多いM-16を使用し続けるのか?」、そして「どうしても確認しておかなければならない」として現地に向かう。
かつてカラシニコフ氏はストーナー氏に会い「どうしてゴルゴ13は君の銃を使うのだ?」と聞いているが、それに「あれは私にとって最大の名誉だよ。だが理由は死ぬまで話せない。ただ君への敬意を表して一つだけ話そう。ゴルゴ13がM-16に対して助言と改良を教えてくれた」とだけストーナー氏は教えた。
そして、アラル海でカラシニコフ氏はゴルゴと対峙する。
AK100の銃口をゴルゴに向けたカラシニコフ氏はM16を砂漠に投げ捨て、皮肉にも投げナイフでカラシニコフ氏を殺害する。
カラシニコフ氏は死に際に「たのむ・・・。教えてくれ。ゴルゴ13・・・。なぜそこまでM16に・・・・」と懇願する。
ゴルゴは「俺は1人の軍隊だ・・・。」とだけ答える。
カラシニコフ氏は「軽くて、命中精度に優れ、体に一番合うサイズで・・・狙撃銃の機能、突撃銃の機能、両方が成り立つ必要がある・・・・」と理解した。
「えっ・・亡くなったのは23日ですよね・・・」
「だから、マンガの劇中でのことなので途中からはフィクションです。」
「もういつもフィクションで分かりにくいです。 今日はどこからがフィクションなんですか?」
「赤線からです。」 「ちなみに劇中ではカラシニコフ氏はカラジニフ、ストーナー氏はストーラと表記されています。」2002年10月の作品です。
さいとう・たかを先生は劇中でも二人の顔まで忠実に描かれています。
AKB-48に似てますがチームとメンバーが減ったみたいですね。
「ぜんぜん違います」
AK-47は旧ソ連の銃器設計者ミハイル・カラシニコフ氏が1947年に設計をした、世界で最も幅広く使用されている世界的に有名な自動小銃のことです。
そのミハイル・カラシニコフ氏が23日、死去しました。
AK-47の後継機がAK-100ですが、この自動小銃は構造が簡単で部品点数が少なく製造が容易なため、中国、インド、エジプトなど15カ国以上の国でライセンス生産され、世界中で1億丁以上が存在します。
また世界中の紛争国で正規軍は制式銃として使用され、反政府軍やゲリラも同様に使用している世界で最も普及した自動小銃です。
カラシニコフ氏は銃が犯罪者や子どもの兵士たちに使用されていることに心を痛めており、「銃が悪いわけではない、悪いのは政治家だ」と言っていました。
原子爆弾にしても、理論を発見したアインシュタインやその他の科学者は核分裂の理論を発見し原爆を完成させたが、それ自体が悪ではなく、軍事転用が悪と思うのです。「全てが悪ではない」という意見や、「必要だった」という意見もありますが・・・。
まぁこのあたり、はイデオロギーの事もありますのでここで書くのはふさわしくないと思いますのでこのあたりで。
さて世界中で使用されているAK-100ですが、アメリカ軍はユージン・ストーナーが開発したM-16を採用しています。
M-16はアーマライト社のAR-15のアメリカ軍での名称ですが、革新的な発想とデザイン、軽量アルミ、微反動、高速弾射撃、高い命中精度を誇りますが、
高速弾射撃に最適な独自のマイクロロッキングシステムが複雑な構造で泥や砂などの過酷な戦場での使用においても圧搾空気によるクリーニングが必要という欠点があります。
クリーニングを行わないと、暴発や根詰まりによる不良が発生します。。
その点AK-100はシンプルな構造でクリーニングが簡素化されていて過酷な環境に強いと考えられます。
ベテランの兵士ならクリーニングが可能だが、にわか兵士ではM-16は荷が重いと考えられます。
このあたりも反政府軍やゲリラにも使用されている理由と思います。
そんなアーマライトM-16をアメリカ軍が制式銃として採用するのはゴルゴ13が使用しているというのが大きな理由です。
リイド社SPコミックス126巻 激突!AK-100vsM-16では外貨獲得を企むロシア軍と武器商人がM16を使用するゴルゴ13とアラル海で戦うというストーリーである。
アラル海は4番目の広大な湖であるが、79年からの大規模な農地拡大政策でアラル海に注ぐ河から水路を引き、牧草地帯を棉花畑にしたが、大量の水を大地にまいたため、水が深く浸透し、地中深くの含塩層にまで達してしまい、溶けた塩が地中に吹き出し不毛の砂漠地帯になってしまった。
さらにアラル海の水量が激減してしまったので数十年後には消滅すると言われている。
極小塩と砂塵が銃に入り込み、空気中の水分で塩が潮解する(結晶が空気中の水分を吸収して溶ける)というM-16にとっては極悪な環境下では銃のクリーニングが必要であるが、ゴルゴ13は逃走に使用した車のタイヤの空気をクリーニング用の圧搾空気として利用し勝利した。
この時ロシア軍とゴルゴ13の戦いを知ったカラシニコフ氏は 「なぜゴルゴ13は欠陥の多いM-16を使用し続けるのか?」、そして「どうしても確認しておかなければならない」として現地に向かう。
かつてカラシニコフ氏はストーナー氏に会い「どうしてゴルゴ13は君の銃を使うのだ?」と聞いているが、それに「あれは私にとって最大の名誉だよ。だが理由は死ぬまで話せない。ただ君への敬意を表して一つだけ話そう。ゴルゴ13がM-16に対して助言と改良を教えてくれた」とだけストーナー氏は教えた。
そして、アラル海でカラシニコフ氏はゴルゴと対峙する。
AK100の銃口をゴルゴに向けたカラシニコフ氏はM16を砂漠に投げ捨て、皮肉にも投げナイフでカラシニコフ氏を殺害する。
カラシニコフ氏は死に際に「たのむ・・・。教えてくれ。ゴルゴ13・・・。なぜそこまでM16に・・・・」と懇願する。
ゴルゴは「俺は1人の軍隊だ・・・。」とだけ答える。
カラシニコフ氏は「軽くて、命中精度に優れ、体に一番合うサイズで・・・狙撃銃の機能、突撃銃の機能、両方が成り立つ必要がある・・・・」と理解した。
「えっ・・亡くなったのは23日ですよね・・・」
「だから、マンガの劇中でのことなので途中からはフィクションです。」
「もういつもフィクションで分かりにくいです。 今日はどこからがフィクションなんですか?」
「赤線からです。」 「ちなみに劇中ではカラシニコフ氏はカラジニフ、ストーナー氏はストーラと表記されています。」2002年10月の作品です。
さいとう・たかを先生は劇中でも二人の顔まで忠実に描かれています。
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