うさぎ 1年ぶりにドイツへ出張しました。
女性 「ホントに出張なんですか?」

うさぎ 「半分くらいは・・・・」
という事で行って参りました。
今回はなんとベーヴェシステック本社にてフィーダーデモです。
「フィーダーの事を考えて苦節5年・・・まさか海外で自分の機械をデモするなんて思ってもいませんでした。マジで。」
「こんな技術いらないって10社以上断られていますからねぇ~。打たれ強いですけどさすがに凹みました・・・。」
「まさかベーヴェシステック様が興味を持っていただけるなんて・・・ありがたやありがたや・・・です。」

急遽決まった日程でしたが予算の都合でフランス経由のチケットです。
ところが出発前日・・・・。
なんとエールフランスがスト・・・・。
え~!!!たどり着けるんでしょうか?

つづく。

女性 ブログ書いているって事は帰国しているって事ですよね。
うさぎ 帰還と言ってください。


うさぎ 先回お届けした2013年度 九州印刷情報産業展 でどうしてもアップしたかった写真を忘れてしまったので番外編として報告します。


あまり効きが良く無さそうですが・・・、どうしても気になって・・・。
女性 「まさか・・・それだけ・・・」

うさぎ 「はい。そうですが何か・・・。」

うさぎ 酒田市役所様の続編です。
見所満載の酒田市はちょっと前はイチゴでした。最近はさくらんぼになってきました。
ほぼ必ず、市内中心部最大の商業施設、揃わないものは無いマリーン5清水屋さんでお買い物です。

そして酒田市では新たな観光の目玉が登場しました。それは・・・
「コアラを探せ」です。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw639592


酒田市役所ロビーにて捕獲しました。
ちなみに何故酒田市に逃げたのかというと・・・。

なんと酒田市は本当に「コアラのマチ」だったのです。
昔は古荒という地名だったと教えていただきました。
うさぎ 本日のインタビューは専属ドライバーの私がつとめさせていただきます。最近は本職のトラック運転手並に走っております。
本日も先日に引き続きK主任に伺います。

うさぎ 「先日引き取らせていただいた 納税通知は市県民税でしたが、どのような作業でしたか?」
むむっ K主任 「ブッキング部分+バラ部分のブッキング及び封入とバラ部分が無いブッキング及び封入の作業でした。特に特徴が有る仕様でもないのでまぁ普通に作業は終了しました。」

うさぎ 「普通に・・・というのは?」
むむっ K主任「数字やバーコードの読み取りが難しいとか、用紙のミシン目が切れないとか、縦ミシンが破れるとか、静電気が高くてくっついてしまっているとかが無い状態ですね。用紙は生き物ですからね。」

うさぎ 「酒田市役所様は特に仕様が特別なんですか?」
むむっK主任 「いえ。そんなことはありません。当社ではどの物件でも読ませられるものは全て読ませて記録するという作業をしていますので特に酒田市役所様で特別なことをしているという訳ではありません。」
「酒田市役所様からは、業界的に言えば事前にデータを頂くことができたという事が特別なのです。」
「コレにより今まで単純に読んで記録していたバーコードなども、どの封筒に封入したのか?という証拠を残すことができるので合っていることを確認ができるようになったことです。通数番号は連番になっているのが前提ですのでコレは最初の番号と最後の番号が分かれば途中のデータは必要有りませんがバーコート情報は頂かないと合っている確認ができないのです。」
「バーコードのデータを頂かない今までの自治体様の作業では、単に記録しただけ・・・・でした。バーコード情報があれば検証できるので、入札会社等に提案して読ませられるものは全て読ませて作業が間違っていないという証拠を残すということをしたいと提案し続けていたのですが、却下されていました。当社は基本的には入札に行かない会社なので・・・。」

ところでむむっ 私K主任となっていますが、4月から係長になっていますが・・・・。
うさぎ にわとり 「失礼しました・・。」



にわとり 今日は生産管理部のK主任がゲストです。
山形県酒田市の納税通知書作業について話をうかがいます。
インタビュアーは臨時広報委員の私にわとりミッチーです。


にわとり 「お疲れ様です。今回は酒田市役所様とずいぶん仕様をすり合わせたようですが、そもそもどんな仕様なのですか?」

むむっK主任(ふぅ、ふぅ、としんどそうに息を切らして)
「固定資産税のコンビニ対応用紙である一般分の場合では、製本+バラ6枚が完成形です。線のり製本機で製本とバラ部分を作成後、EZフィーダー+インサーターで封入を行いました。本に印字されている連番とバラに印字されているGS1-128コンビニバーコードをEZフィーダーのカメラで読み取りました。連番の書体がOCR-Bなので読取は良かったです。また、バーコードの読取も問題無かったです。」

にわとり 「OCR-Bなので良かった、とのことですがそこのところもう少し詳しくお願いします。」

むむっK主任「自治体様によっては明朝体で出力されるところもいらっしゃいます。これがじつはなかなかオペレーター泣かせなのです。」

にわとり 「わかります。検査装置でもOCR-Bやゴシック体に比べて明朝などのOCR-B以外の書体は誤読する確率が高いですからね。」

むむっK主任「そうなんです。もちろん期待値と実際に間違っている場合はエラー出力で良いのですが、誤読の場合は5を6と読んだり、8を0と読んだりしてしまいます。また封筒の窓の材質や文字ピッチでも読み取りの精度が変わってきてしまいます。出力する書体やフォントサイズ、文字ピッチ、窓材質に影響を受けてしまいますね。たとえば文字ピッチによっては明朝でも誤読しない場合もあったりして、仕様については可能な限りご相談いただきたいですね。」

にわとり 「EZフィーダーで読み取りエラーが出た場合の手順をお願いします。」

むむっK主任「まずEZフィーダーの説明が必要だと思います。」
「EZフィーダー+インサーターは2台の機械が接続されているという構造です。ブッキングマシンでブッキングが終了した冊子+バラをEZフィーダーに載せると厚みが異なる製本部とバラ部を1人分ずつ正確にさばいて、連番情報とGS1-128バーコードを記録し、厚みの検査を行い、インサーターに投入します。インサーター側はEZフィーダーにより投入された用紙を封筒に入れて、厚み検査を行い、連番を検査するという工程の機械です。」

「EZフィーダーで読取エラーが出た場合、現物とその前後1通ずつをオペレーターがチェックしますが、そのままレーンに戻さずに、後工程として2度目のチェックを行い、再度カメラでログを残しました。エラーが発生したものに対して2重のチェックをかける為です。しかしこの手順は後工程が煩雑であることが判明したので、次回からは新たな手順を施行することにしました。新たな手順とは、エラーが出た現物とその前後1通ずつをオペレーターがチェックし、出口検査者や立会の監督が2度目のチェックをその場で行い、チェックシートに該当する連番を記入した後にインサーターのレーンに戻すというものです。」

にわとり 「いかなる場合でもダブルチェックとチェックシートへの記入を行うという事ですね。酒田市様から個人情報と納税額等の情報に関係しない部分に関してのデータをいただいたそうですがどのように利用されたのでしょうか?」

むむっK主任「EZフィーダーで読み込んだ連番ログ+GS1-128バーコードログを酒田市役所様から頂いたデータと照合させました。
バーコードは、読み取った情報と頂いたデータとが合致する事を確認するために、合致しなかったものを抽出しました。
目的は誤封入無く、封入が完成されていて、製本部とバラ部が頂いたデータ通り同じ封筒に入っていることを確認するためです。
ただし、データ上バーコードが一つも入っていない市民の方もいらっしゃいます。
これはバーコード無かったという頂いた情報に対してバーコードが無かったという事も含んでデータを照合しています。
ジャムやブッキングでの破れなどの理由で、抽出されたそれらが全て、後工程で適切な処理されたもの (=作業者がエラーの発生を正しく認識し、適切な処理をなしたもの) であることを確認しました。」

「EZフィーダーに搭載されているカメラと厚み検査装置の他に、インサーターにも封入後の検査をするカメラがあります。
インサーター出口カメラで読んだ窓連番のデータと照合し、読んでない連番だけを抽出します。
番号が飛んでいないか?飛んでいれば破れなどの理由と現物が有るはずです。
それらをチェックシートに記入し、現物と理由を確認して作業を進めています。
インサーターカメラでもEZフィーダーのバーコードの照合と同様にそれらが全て適切に処理されたものであることを確認しました。」

「また、ジャム等でやむを得ず手作業で行ったものはチェックシート並びに手作業であっても検査装置を通すのでそのログを残しています。
EZフィーダーでの連番とバーコード情報、と、インサーター出口での連番情報、と、ジャム等で手作業で作業を行い別途検査装置を通したもの、以上のデータをエクセルファイルで展開し、1通ごとの作業履歴を酒田市役所様へ提出しています。」

にわとり「もうほとんど何を言っているか分からないですね。ところで、先ほどから息を切らして苦しそうですが・・・。どうされましたか?今回のお仕事でいつも以上に神経を使われたとか?」

むむっK主任「引取・納品の当社専属ドライバーで酒田市にお邪魔しているうさぎさんのお土産がおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。ふぅ」

女性広報委員一同「次の社員旅行は酒田市でお願いしまツす。」

にわとり「君たち、いつの間に・・・・・」
にわとり「実は私は尊敬する土門拳記念館が見たいです。(元カメラ小僧)」

女性5広報委員「にわとりが本当に好きなのは篠山紀信でしょ。」

にわとり 「Santa Fe love



にわとりちなみにカメラが好きな方ならどなたでもご存じの写真家、土門拳は酒田市の出身です。

土門拳記念館についてはhttp://www.domonken-kinenkan.jp/

土門拳の全作品を収蔵しています。

うさぎ 申し訳ございません・・・。出張ブログです・・・。まじめなビジネスマンの方はここから下は全くお仕事に関係ないので・・・・
お忙しいお仕事の合間の休憩にどうぞ・・・


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うさぎ ご無沙汰しています。納税通知まっただ中です。
うさぎ はまもなく山形県酒田市へ市県民税だったかな?を引き取りに出発します。

酒田市と言えば米どころです。どこまでも続く地平線です。一説によるとゴビ砂漠の3倍の面積と言われています・・・。

さて、先回のブログで当社が入札に参加したのは酒田市役所様だったと白状しました・・・。

本当に今まで検査したかったことや理想としていた作業を具現化できて感無量です。
まだまだ改良の余地はあると思いますが・・・。
お仕事で行っていますが、色々と見聞して今ではかなり「酒田市ラブハートです。」

という事で今日は久々に本気で出張ブログです。

もちろんここからはいつも通り・・・、申し訳ございません・・・。出張ブログです・・・。まじめなビジネスマンの方はここから下は全くお仕事に関係ないので・・・・
お忙しいお仕事の合間の休憩にどうぞ・・・


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女性 こんにちは!  女性 広報委員5です。
まだ5月だというのに暑い日が続きますね。

今日はデュプロ LGでブッキング作業がありました。

ブッキングというと納税通知書かと思ってしまうのですが、今回は特定健診の受診券のブッキングでした。ブッキング後にインサーターで封入して作業終了です。
そんな作業の休憩時間に家に届いた固定資産税や自動車税の納税通知書の話しになりました。

そこでひとつの疑問が…
自動車税と軽自動車税ってどうして納めるところが違うの?
調べてみました!!

普通車は都道府県税で軽自動車は市町村税なので、用紙も有効期限も違うそうです。
その他にも登録や車検も普通車は陸運局なのに対し、軽自動車は検査協会なのだそうです。
また普通車の税金は前払いで、軽自動車は後払いなんだそうです。

女性 こんにちは、女性 4です。

肌寒い日が多かったのに、急に暑くなりましたね。
今年は気温差が激しくて何を着たらいいのか迷います。
異常気象なのでしょうか。季節の変わり目が無くなっている気がします。

納税の季節。
当たり前ですが我が家にも続々と納税通知が届きました。
家に、車に、ワンコの狂犬病の注射代(ワンコの税金みたいなものですよね)
生命保険の支払いもあるので、本当に大変なんです。
みなさんは納税は、口座引き落としですか?払い込みですか?
我が家はすべて払い込みです。
口座引き落としの方が楽なんでしょうが、どうも金額を確認してから払い込みたくて(^^;
前は銀行に行かないといけませんでしたが、最近はコンビニからも払い込めて楽になりましたしね~

そうそう、我が家は普通自動車と軽自動車を所有しているのですが、同じ車なのになんで納税先が違うんだろうと、いつも疑問に思っていました。
調べてみると、自動車税は地方税法に基づき、道路運送車両法第4条の規定により登録された自動車に対し、その自動車の定置場の道府県において、その所有者に課される税金で、普通税。
軽自動車税は、「4月1日現在」に軽自動車等の所有者に対して課税される、地方税のうちの市町村民税。

うーん、税金の違いは分かったけど、なぜ別々にしているのか…イマイチ分かりませんねぇ。

関係者の利権のために組織が別れていて、二重に組織化しているため税金が無駄に使われている、なんて話もある様ですが…

うさぎ やっと本業のことを書く事が出来るようになりました。
今回の自治体の納税通知書の事は、弊社がずっとやりたかったことをかなり具現化出来ているので是非皆さんにお知らせしたいと思っています。
場所は名古屋からかなり離れていますが山形県酒田市です。
名古屋から片道640キロです。ずいぶん遠いですが、具現化出来た内容を考えれば距離は問題ではありません。

弊社としては「こうした方法がよい や こうあるべきです」という事を多数申し上げましたが、取り入れていただいたこと お礼申し上げます。
酒田市役所様の市民に提供する品質への意識の高さだと思っています。
弊社としてはこれからも品質と個人情報保護は更なる向上を目指して行きたいと思います。

何をしたかと言いますと・・。
弊社EZFは、厚みが異なる用紙を搬送するというのがキモになる特徴です。
自治体様のお仕事ですと、コンビニ収納対応の納付書がこの仕様になります。
たとえば6枚製本とコンビニ用の6枚バラという組み合わせが1人分の納付書を、1人分ずつ機械が判断してインサーターに投入する機械です。

またコンビニバーコードであるGS1-128をカメラで読み取り記録します。インサーターで封筒に何を入れたのかの情報を読み取っています。
酒田市役所様では出力データを頂き、コレと読み取ったデータを付き合わせて封入したデータの検証を行っています。

データ検証の結果だけではなく、これらの読み取りログの全てを開示して、作業の正確性の根拠を示す事を行っています。
これに関してはもう少し詳しく書かないと「何をしているのかよく分からない」カモしれません。

さて納税通知業務のまっただ中ですが、今年は昨年までの納付書の通知業務とちょっと風向きが違っています。
「ブッキング作業は機械で行っていますか?」 とか、
「封入は機械作業なんですか?」
「ログは残せるのですか?」  っていう問い合わせが有ります。

これは「ブッキングを手作業で行っている」 「封入を手作業で行っている」 「ログはとれない」 という事が実際の現場では多いのではと思っています。
弊社ではブッキングはブッキングマシンで行い、封入はインサーターで行います。

更に今年はホントに一部ですが、酒田市市役所様のような「出力データとのマッチング」までは行かないですが、「コンビニバーコードの読み取り」が必須という自治体様がありました。
弊社でも手作業の時代もありましたが、(なつかし~20年前です)品質上の問題を解決するために機械化を行い、さらにその証拠を残すというのが弊社方針です。
作業は合っていればいいではなく、作業が正確である事を担保することができる証拠のデータ、検証方法、検証結果の全てを提出する事が必要だと思います。

うさぎ 市役所の広報からも分かると思いますが、一応酒田市役所様の了解を得て掲載しています。








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